ねこねこ通信社

猫が健康で長生きするために人間ががんばるブログ

猫とマタタビと蚊の関係

猫がマタタビに反応する理由が解明された!ニュースを先日(2021年1月21日)目にしました。大学の研究チームが実験で突き止めたらしいのですが。

 

なんと蚊を避けるため!!

草むらの黒猫

くさむらや蚊の多そうなところにいるもんね ぼくら

 

マタタビの匂いを嗅いだり舐めたりすると何らかの麻薬みたいな効果で、気持ちよくて気分がアガるんだと思ってました。

スリスリしたあと恍惚の顔を見せてくれたりしますよね、呆けた感じで(^ ^)

 

 

なぜ蚊を避けているか分かったか

科学者先生たちは、マタタビの葉っぱをすりぶして成分をひとつひとつ分けて、それを丁寧に猫に匂いをかがせてみたところ....

ひとつの成分に猫ちゃんが反応!!やったね!!

 

アロマと猫

このねこちゃんはイメージです

そしてその見つけた成分『ネペタラクトール』が、蚊を寄せ付けない効果があるところまで突き止めたというわけです。

 

ネコ科のなかまはみんなマタタビがすき!

先生たちは、ネコ科のなかもみんなそうじゃない?実験しよしよ!ってやってくれました。

アムールヒョウジャガー、シベリアオオヤマネコのみなさんにも協力をお願いして『ネペタラクトール』をくんくんさせてみたら、予想通りお約束で猫ちゃんと同じ反応してくれたそうです。

そうだよね、みんな箱に入るのも好きだもんね!おんなじ!

 

こんな隠れるかわいいボックスもあるよ
ぼくはジャガーです

 

猫のつぶやき”こんな実験はいやだよお”

『ネペタラクトール』が蚊を避ける効果があるってことはわかったんんだけど、本当に猫が体につけると蚊が寄ってこないの??

調べたくなりますよね、そしてそこまでしないと結論だせませんよね。

勇敢な猫が実験をしてくれました。

 

猫の頭にネペラタクトールを塗って、蚊を30匹放ってみる実験をした!!

 

蚊に囲まれる実験なんて嫌だったろうねえ。

寝てる時に一匹の蚊が耳元でぶうんっていうのだけでも耐えられない私には拷問のようです。

蚊の実験

あたまに塗って実験された勇敢なねこの図

塗った方が蚊が半分しか寄り付かなかったんですって。

(でも半分は来たんだね 涙)

 

 

猫って完璧に賢くないですか

確かに警戒心の強い外で暮らしている猫たちは、草むらやビルの陰や隙間、湿っぽそうなくらい場所をねぐらにしているのかもしれません。

そうなると敵は人間とか車よりも夏場は蚊が大いなる脅威なのでしょう。

蚊に刺されると痒いだけじゃなくて、病気を運んでくるので命に関わる事案なのです。

 

そして研究した先生の調べでは、マタタビを嗅ぐと実際に脳内麻薬濃度(ハイになるのかな?)が上がっていることも確認されたのです。

 

マタタビを体につける➡️蚊をよける

マタタビを舐める➡️刺されてしまって痒い時に鎮痛作用でハイになって痒みをやわらげる

 

あまりにも理にかなった動作で賢いというしかないです。

あなたたち、そんなこと知っててマタタビすりすりしてんの?頭良すぎ。

やっぱ猫って最高に天才だと思う研究結果なのでした。

 

おしまい

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