さよならドアさん
いま暮らしている部屋は、ヴィンテージとまでは言わないけれど1979年築、36歳のマンションの一室です。
立地のせいか、若夫婦や若者の一人暮らしはほぼ住んでおらず、年齢層高めの落ち着いた雰囲気を持っています。
住人の管理組合も力を合わせて!ってかんじのまとめ役の頭のキレそうな60代と思われる白髪ショートの素敵なおばさまがいらっしゃり(たぶん組合長)、自分たちのマンションの修繕や管理にとても熱心です。
こちらも入居当初から、シートの張替えをして一度綺麗になっています。
ダークなえんじ茶色が気にっていました。
レトロな握り玉、こちらもかなりお気に入り。
入居するときは、まあまあの古さをそこかしこに感じたのですが、賃貸で約7年住んでいるあいだに、
- 共有部の内廊下の完全リフォーム(床、天井、照明など)
- エレベーター扉の新品同様シート張替え
- 各室オートロックインターフォンを最新機材に変更
- 玄関ドアのシート張替えリニューアル
- 集合ポストの全面リニューアル
- バルコニーの全面防水工事
- バルコニー鉄柵のリニューアル(改善!かっこよくなった)
- 各部屋のインターフォンがモニター付きにリニューアル
- 各室にセコム導入
- エレベーターに防犯カメラ設置
などなどの改善が行われました。
古いマンションなので、ちょうど修繕時期が重なったのだと思いますが、少しずつ綺麗に生き返っていく様子は、ますますこのマンションを好きにさせました。
そして、今回......
玄関ドアが全面的に取り替えられることになりました。今時のハンドルが長い、プッシュするだけで開閉できちゃうような、よく新築マンションにあるあのドアです。
実はいま設置されているドア、なんかレトロで好きでした。
握り玉がまん丸ボールでかわいくて気に入っていたのです。
おそらく新築竣工当初から設置されていたドアだったのでしょう。
おつかれさま、ですね。
ちょっとさみしい。
そしてこのような現代的なドアに。
鍵も二重になって、ピッキング防止のガードもついて万全...
そしていま私は、膝にぼうやを乗せて、左手は彼の体を快適に支えるために奉仕しているので、右手だけでこのページを書き終えようとしています。
右手だけならキーボードいらないし...
重いっっ!